コストコの切り花、2週間以上長持ちした上位4種はこれ&長持ちさせるコツ。

さて、約2週間前の母の日に

夫と娘からもらったコストコの切り花。

右がチューリップ。

左がフラワーベース付きの切り花のブーケ。

チューリップだけのはずが

後から夫が気を利かせて買ってきてくれたのでした。(^^;)


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母の日にもうらえて嬉しかったコストコのお花


フラワーベースに入った切り花は

いろんな種類の切り花の盛り合わせ。



赤いバラ

オレンジの小さめのバラ

カーネーション

ユリ

アストロメリア(ユリズイセン・インカのユリ)

ガーベラ

あじさい



7種類の花に赤い実もついてきました。

これで$40はなかなかうれしいお値段。



久しぶりにもらえたお花だったし

やっぱり切り花といえば

できるだけ長く楽しみたいですよね?



そんなわけで、私なりに

・2、3日に一回は水換え(花屋で買った延命材もその都度使ってました)

・水換えのたびに花瓶の中を食器洗い洗剤で洗う

(花瓶の中にぬめりがあると花が痛む原因に)

・水換えのたびに切り戻しをする

(水を吸い上げやすくするため、水の中で茎を斜めに切る)

・枯れた葉、余分な葉やつぼみを除去。

・直射日光の当たらない涼しい場所に置く



など上記のことを気にかけながら

いったいどのくらいもってくれるだろう?

と観察してみました。




購入後にすぐしたお手入れ

チューリップとガーベラの水切り後

余分な葉をとってお水に延命剤も少量加え

別々に生けました。


ガーベラは茎が太めで痛みやすいとのこと。

なるべく少量の水(花瓶に5cmほど)をいれて生けることに。


延命剤は安いので私は買ってます。

自分で作ることもできるみたいだけど

水換えもこまめにするなら、買った方がラクだなと。

他の花は買った時についてきた花瓶にそのまま。

こちらも同じく必要のない葉は切り落とし

最初に全部水切りして延命剤を。

ちなみに水切りって何?て思う人もいるかも。

要は

茎の先端を水中で切ること。

・茎は斜めに切り水を吸い上げる面が多くなるようにする。

・切れ味のいいハサミを使ったほうが花も水揚げしやすくなる。

この点も抑えた方がいいポイント。

水中でやるのは茎の断面が空気に触れると

花が茎からうまく吸水できなくなるから。

なのでバケツなどに水を溜めてやるとやりやすいです。

以前は葉も残したい欲があったけど(なんかもったいなくて)

そのせいで花が長く楽しめないなら

元も子もないので・・・てことに気づき

今は潔く余分な葉も最初にカット。

(特に下の方にある水につかる部分)

4日目からチューリップに異変が

左:2日目 右:4日目

2日目は特に変わりなくきれいなままだったけど

4日目朝からチューリップの色がオレンジから茶褐色に。

急にどうしたんだ・・・と思ったけど

チューリップはこのまま5日目くらいには

ダメになってしまいました。

もらった時のチューリップがすごく新鮮って感じでもなかったので。。

これも短命だった理由かもしれません。

てことで最初に脱落したのがチューリップでした。

約1週間でバラがしおれました

8日目

コストコの花瓶に入れていた方は

8日目で小ぶりのイケアの花瓶へ。

6、7日目くらいでオレンジと赤いバラもしおれました。

やはりバラも長持ちはしませんね。

とゆうわけでこの花瓶にはカーネーションと

アストロメリア(ユリの仲間)とユリのつぼみを残すことに。

一緒に生けてたユリとあじさいは元気だったので

他のフラワーベースに生けることに。

8日目

ユリとあじさいはケーラーオマジオのフラワーベースへ(写真右)

ガーベラもまだまだきれいに咲いてくれてます。


一度、1本のガーベラの茎が水にちゃんとつかってなくて

茎の中間あたりがくたっとなってしまったけど‥

水切りしてその後しっかり水につけてしばらく放置。(水揚げ)

そしたらまた茎も元気にピンと伸びてくれました。


ガーベラって意外とたくましい!



10日目からユリに異変が!

10日目

さて、10日目。

ここからまた少し変化が。

10日目

ガーベラは相変わらず元気に咲いてます。

赤い実が少し黒くなったりはしてるけど。

その部分はカット。

10日目

10日目に変化があったのがユリ。

初日からずっと元気できれいに咲いてたけど

ここへきて花びらの色が悪くなり

11日目でダメになりました。

ただつぼみだったユリが9日目で開花。(花粉がついてる一番上の)

「もうこのままつぼみのままかな?」

って思ってたのでうれしかった♩

8日目に窓辺の直射日光が当たらない場所へ移動したので

あたたかい場所に置いたのもよかったのかも。

あじさいはびっくりするほどきれいな状態。

ほとんど購入時から変わってません。

10日目

カーネーションとアストロメリア。

こちらもほぼきれいな状態だけど

10日目

1本のカーネーションがしおれ始め

このあとダメになりました。


他のカーネーションはまだ元気。



2週間目まで生き残った花たち

14日目

そして2週間が経った14日目。

9日目につぼみから咲いたユリとあじさいはきれいなまま。

ちなみにユリは花粉が汚れの原因になったりするので

早めにティッシュなどで取り除いた方がいいみたい。

茎をカットするとどんどん短くなるので

その都度、また上の方についてる葉も切り落としました。

なるべく花を長く楽しみたい。

14日目

2週間でこの状態は大満足です。

あじさいもユリも一輪でかなり存在感があるので。

ちなみにユリは購入時点でつぼみが他に2、3個あったけど

咲かないだろう・・と思って除去。

ただ調べると、ゆりはどんどん時間をおいて開花する花らしいので

つぼみを取らずにそのままにしておけば

もっと長く楽しめたかな?

と少し後悔( ̄▽ ̄;)

今回初めてもらったユリの花。

いや、そんなことしらんかったよ。

今度ユリの切り花を楽しむ時は

つぼみも状態がよければそのままにして

たくさん咲かせてみたいです。

14日目

2週間経ったカーネーション。

こちらも全体的にはまだきれいな状態です。

ただカーネーションの花びらの端は少し茶色くなってきてる。

後ろのアストロメリアは数本ダメになったけど

最後の一本はがんばってます。

やっぱりカーネーションは長持ちしますね。

14日目

さて、元気のよかったガーベラ。

こちらは14日目にして花びらの色が1枚変色。

買った当初に比べると全体的に若干の色褪せはあるけど

個人的にガーベラってこんな長く持つんだ!

とびっくりしたのでした。

赤い実の黒ずんだ部分はまた取り除きました。

14日目

2週間経ってもこの状態で楽しめるって

私にとっては大満足です。



結局2週間以上長持ちした上位4位はこれ

とゆうわけで結局どれが一番長持ちしたの?

って話ですが、今回の結果で

個人的にランキングをつけるとすると




1位 あじさい

2位 カーネーション

3位 ガーベラ

4位 アストロメリア

5位 ゆり

6位 オレンジの小さめバラ

7位 赤いバラ

8位 チューリップ




2週間以上持ったのは上位4種まで。

(ユリはつぼみが後から咲いて2週間もったので除外)



2位カーネーション と 3位ガーベラ と

6位オレンジの小さめバラ と 7位赤いバラ は

正直に言うと微々たる差。

同位にしてもいいくらいでした。

一般的にカーネーションやガーベラは長持ちしやすいお花。

あじさいもお手入れ次第で長持ちする花らしいので

妥当なランキングとなったかも?

もちろん買った時の花がどのくらいフレッシュか?とか

部屋の気温にも左右されると思います。

季節によって切り花の持ちも違うみたいだし。


あと、コストコの大きな花束は

フラワーベースに水が入った状態で売られてたのもよかったポイント。

購入してから帰宅するまで水が切れることがないし。



ただ、


買う時に新鮮な花をを選ぶってのはかなり大事。




そしてそのあとのこまめな水換えや切り戻しなども

切り花を長く楽しむためにはすごーく大事!

と今回の結果で気づきました。




1番きれいな状態で長持ちしたあじさいには正直驚いたけど。

これは水換え時に切り戻しをして

その度に茎の中の白いワタを取り除いてました。

アジサイが水を吸いやすくするためなんだけど

茎の断面をなるべく広くなるよう斜めに切って

中のワタは絶対取った方が長持ちすると思います。

(私は爪でこそげとってました 笑)




【あわせて読みたい関連記事】

切り花のアジサイを長持ちさせたい!私が実際試して1週間以上楽しんだ方法。

あじさいを長持ちさせた時のポイントをこちらにもまとめてます。


お手入れがラクで長持ちさせやすいのは

カーネーション・ガーベラ・アストロメリアです。

あじさいは茎の中のワタとり

ゆりは花粉を取るのがちょっと面倒。





やっぱり花も毎日気にかけて様子を見て

元気がないなと思ったらその都度

切り戻し、水揚げなど早めに対処するのが

一番長く楽しめるコツかもしれません。



美容・健康・部屋をきれいに保つ秘訣も

結局は毎日のちょっとした手入れやケアに左右されるし

これはお花にとっても同じことですね。


花のある暮らしってやっぱり癒されます。

切り花を少しでも長く楽しめるように

私が気をつけたポイントを最後にもう一度。



・花を買ったらまず茎を切れ味のいいハサミで斜めに切る

(切り口が空気に触れないようバケツに水をためて水中でやる)

・最初に余分な葉は取り去る

・直射日光の当たらない涼しい場所に置く


・2、3日に一回は新鮮な水に換える(延命材もその都度使ってました)

ただ、できれば毎日水換えが理想のようです・・



・水換えのたびに花瓶の中を食器洗い洗剤で洗う

(花瓶の中にぬめりがあると殺菌が繁殖してしまう)



・水換えのたびに切り戻しをする(水の中で茎を斜めに切る)

新鮮な茎の断面から水を吸い上げやすくするため。

・枯れた葉、余分な葉やつぼみをこまめに除去。

・茎の断面は空気に触れさせない(水中で作業)

・アジサイは深い水に、ガーベラは浅い水に生ける


意外と心がけることが多いかも。。。苦笑



私も切り花初心者の頃はすぐに枯らしていたんです。

でも上記のことを守るようになって、

花を長持ちさせるコツが今頃だけどやっとわかってきました(笑)



とにかく新鮮な水と栄養を茎から滞ることなく与えてあげること。

これが大事だと思いました。



ちなみに、この記事を書いた今日(16日目)も

あじさいだけきれいな状態で残ってます^^


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