あなたにとって「幸せ」とは何ですか?「執着心」を手放したら前向きになれた話。

今日は前回の記事の話の続き。

もし興味があればご覧ください。

ちなみに前回の記事はこちら。

⬇︎

突然ですが、引っ越すことになりました。


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7月初めの週末に少し遠出してファームに行ってきました。

その時に出会った絶景!

こんな景色に出会えるとは思ってなかったので、しばらくずーっと眺めてしまいました。

今回はその時に撮った写真と共につらつら思いを綴りたいと思います。

さて、話を引っ越しに。

ちょうどこのファームに行った少し前に 普通に朝出勤したら 私の直属のマネージャーに

「他のマネージャーも含めて話しがあるからちょっとオフィスに一緒に来てくれる?」と。

私は (ん、何かいつもと違うな)とゆうことをなんとなく察しました。

ちなみに私はアパレル業で働いてます。

マネージャーと一緒にオフィスに行ったら

以前の直属のマネージャーとエリア管轄のスーパーバイザーの2人も待っていました。

で率直にマネージャー職の打診の話をされたのです。

ブログでは仕事のことはほぼ話してこなかったので いきなり!な話に聞こえるけど

実は私は1度マネージャー職の空きが出た時に応募してHRマネージャーと面接をしたことがあります。

もうだいぶ前の話、3年くらい前に遡ることになるかな。まだペーペーの頃。

その時は既存のマネージャーが空いたエリアを引き継ぐ形で落ち着くことに。

私はこの時マネージャーになるチャンスを逃したというわけ。

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なのでこの時オフィスにいたマネージャー3人は私がマネージメント職に興味があったことを知っていたというわけです。

私はというと 確かにその後も頭の片隅にはちらちらありました。

この仕事をこれからも続けるならマネージャー職に就くしかないと思っていたので 。

ただ娘が産まれてからはライフスタイルがガラッと変わったこともあり

前ほど絶対なりたいという意欲が少なかったのも事実。

もちろんこの時「引っ越し」の文字も頭に浮かびました。

しかもマネージャー3人はこの段階で私が引っ越しを考えてたことも知らなかったのです。

なので、マネージメント職に興味はあるけど 不安要素もあると 頭に浮かんだことをいくつか並べて

「もしまた気持ちが変わればサポートするからいつでも教えて」と言われて話は終わりました。

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結局その2週間後くらいに 他の人がマネージャーになることに決まったんですが

この期間、私はめちゃくちゃ悩みました。


マネージャー職につくなら

・夫が単身赴任で行って月に1回か2ヶ月に1回のペースで帰ってきてもらうようにする

・今は週4で義両親に娘の面倒をみてもらってるけど 夫がいなくなるとそれを週5にしないといけない or バカ高い保育園を使う

・わが家は車が1台しかないので 夫が持っていけば私は娘の送り迎えを義両親にお願いするorもう1台車を持つか?

・夫の助けがなくなるので 仕事以外の時の娘の面倒は私が全て見ることになる

・私と娘がついていかないと夫は寂しいはず

(夫は娘と2人で過ごす時間を楽しむタイプ、2人でイベントにも参加する育メン)

などなど。


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もしマネージャー職に就けるならどんなことが条件になるのか頭の中でイメージ。

でもやっぱり私としては義両親にこれ以上の負担をかけるのには気が引けたし

何より夫の手助けがなくなるのはかなり痛いと思いました。

プラス今のマンションと夫が住む場所の両方の家賃代や

月1ぐらいで帰ってくる車のガス代も入れるとなかなか出費も嵩む。

保育園もフルで入れればこちらはめっちゃ高い。


ただ、やはり興味のあったマネージメント職。

信頼できるこの3人のマネージャーがいれば私はこの人たちからもっと色々学べるし頑張れる気がする。

目の前にチャンスがあるのにそれを自分からミスミス逃すことが心残りにも感じました。

だって「引っ越し」がなければおそらく私は「やらせてください」と言っていたと思う。

だったらどうなるかわからないけどとりあえずやってみれば良いじゃない!

それでダメならその時考え直せば良いよ、とか考えてみたり。



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この時に私が真剣に考えたのは

「私にとって何が一番大事なんだろう?」ということ。

仕事?

昇進?

住むエリア?

今のマンション?

家族?

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幸せに感じる時ってどんな時?と自分の頭の中でイメージしてみると

「家族で過ごす時間」を今は一番大切にしている、この時間が私に幸せを感じさせてくれる。

ということに気づけました。

家族といっても究極には夫と私と娘の3人の時間。(たまに自分だけの時間もね 笑)

去年からコロナでいろんなところに行けないし 会いたい人にもすぐ会えない状況で

3人で過ごす時間がめちゃくちゃ多かった!

だけど、私はこの3人で過ごす時間がどんだけあっても飽きることはなかった。

(いや、ちょっとそれは言い過ぎか?)

コロナ渦で夫が仕事を失って不安だった時も 夫が家事や育児のカバーをしてくれて私はひたむきに仕事も頑張れた。

(もちろん早く新しい仕事見つけろやー‼︎とは思ってたけど 笑 。夫はかなりマイペースなところもあるので ←私も人のことは言えない)

今も仕事を頑張れてるのは週末に家族の時間があって、(夫が娘の面倒をみてくれて)たまに自分時間もありうまくリフレッシュできてるから。

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マネージメント職になればもちろん今より責任があるので忙しくなる。

夫の支えなしにどう頑張り続けられるだろう?

こんな状況で娘の面倒をしっかりみれるだろうか?

忙しすぎて娘に八つ当たりしてしまわないかな?

オンオフしっかり切り替えられる?

この辺りが一番の不安要素でした。

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9月で2歳になる娘。

少しづつ喋れる言葉も増えてきたけどおかしな言葉もまだまだ多く・・・苦笑

いつも私と夫を笑かしてくれます。

私たち夫婦にとって娘の成長を一緒に感じて共有できることは本当にかけがえのないこと。

大変なこともまだまだ多く手がかかるけど それ以上に得られる幸せも大きいと感じてます。

なのでこの貴重な時間を犠牲にしてまで、マネージャーになりたいとは最終的に思えませんでした。

とゆうかこんな中途半端な気持ちで大事な役職には就けない。

結果的に会社にとっても他の同僚がなったことが最良だったと自分の中で腑に落ちました。



数ヶ月前に「精神科医が見つけた 3つの幸福 」という本を読みました。



私の中での「幸せの定義」をものすごく考えさせられた本で何度も何度も読み返しました。

そこに出てきた著書の言葉



多くの人は「仕事を一生懸命頑張れば、幸せになれる!」と思っていますが、私は「仕事を一生懸命頑張りすぎれば、メンタル疾患になる!」と確信しています。

では、「仕事を頑張らなくて良いのか」「手を抜いていいのか」というと、そうではありません。

仕事以上に「大切なもの」をないがしろにして、必死に働くから不幸せになるのです。



この言葉がずしっと心の中に残りました。

仕事以上に大切なもの それは「心と身体の健康」だったり「家族とのつながり」だったり。



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私たちが普段感じる「幸福」とは


セロトニン的幸福・・・健康であることの幸福

オキシトシン的幸福・・・つながりと愛の幸福(友情、人間関係、コミュニティへの所属など)

ドーパミン的幸福・・・お金、成功、達成、富、名誉、地位


大きく分けてこの3つに分類できるだろうと。

しかし、「3つの幸福」の全てを手に入れている人は非常に少ない。

なぜか?

それは、「3つの幸福」を得るためには、「優先順位」があるから。

そして、ほとんどの人がその優先順位を間違えているから、幸せになれない、と。


幸福には優先順位がある。

それは①→②→③の順番。

つまりセロトニン的幸福→オキシトシン的幸福→ドーパミン的幸福の順番。

これが正解と著書は言い切っています。

このセロトニン的幸福・オキシトシン的幸福をないがしろにして働いても幸福になるどころか

むしろおもいっきり不幸になる可能性もあるし

30年間精神科医として働いてそうなった人を山ほど見ていると。


この本の内容に従うと私は不幸になってたかもしれませんね(><)

選ばなかった道なので、実際のところはわからないけど。

ただ今振り返ってみて 最初の打診の話で私はアクションを起こせなかったので、それが私の中の答えだったんだなと思います。


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私が1番信頼するマネージャー。

彼女はウクライナから夫と娘とカナダにやってきたほぼ同い年の人。

私の直属のマネージャーになってからは 人生の先輩として私は密かに慕っていました。

ちょうど同じぐらいの時期にお互い妊娠し、産休・育休を経て去年からまた一緒に働く仲間に。

親の助けなしに2人の子どもを育てるワーママでありながらマネージャー職もこなし 熱心で人当たりもすごく良い方。

このマネージャーに

「引っ越すことを考えてた」と他の同僚がマネージャー職に決まった後話すことに。

そしたら、全くその事情は知らなかったので驚いていました。

そして「一緒に引っ越して旦那さんを支えるべき。私ならそうする」と。


過去に1ヶ月マネージャーだけが彼女の夫と娘と離れて過ごさなくてはいけなかった時の体験談も交えて 家族が一緒にいることはとっても大事と。

ちょうど私の職場では今みんないろんな事情で辞める予定の人が多く、マネージャーとしては1人でも人材を引き留めたいところ。

それなのに 「行くべき」と潔いアドバイスをもらえたのも私の中ではとても心に残りました。


自分にとっては当たり前すぎてそれがどれだけ大事でかけがえのないモノなのか忘れそうになる時があります。

それが自分や家族の健康だったり、家族と過ごす時間。

この出来事があったから私は改めて自分にとって大事なことに気づくことができました。

すごく悩んで辛い気持ちにもいっぱいなって泣いたけど 自分と向き合う必然の出来事だったように今では感じます。


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とゆうわけで、長いわーーー話!と突っ込みたいところですよね^ ^;

ここまで読んでくれたみなさんには感謝しかない。m(_ _)m

長すぎて途中で離脱しちゃった人もいるかと。

つまり何が良いたいかとゆうと

最終的には 夫と娘がいてくれれば 私はどこでも頑張れる!

(あ、お金はもちろん必要という前提でね)

今の住む町やエリア、マンションが変わっても 職場や同僚が変わっても 仲の良い友達とすぐ会えなくなっても 私はまたゼロから一歩を踏み出せば良いだけのこと。

心地よい今の環境(マンション、住むエリア、仕事)にほとんど執着心で囚われていたけど 一旦手放す覚悟ができるとめちゃくちゃ気持ちがラクに。

断捨離する過程に似てる。

特に愛着のあるモノを手放すと決めた感覚に似てるなと。

あとはもう前を向いてひたすら突き進むしかないという気持ちでいっぱいです。

まだ見たことのない景色、会ったことのない人たち、今と違う仕事や職場の仲間にこれから出会えることが楽しみ。

もちろん新しく住む場所もどんなところになるのか、ワクワク。

まだやることが盛り沢山で忙しい日々にはなるけど

これからもブログは続けていく予定。

私のブログを読んでくださってる皆さん、またこれからもお付き合い頂けると私はめちゃくちゃうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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