大失敗!アルミ素材にオキシ漬け・重曹つけ置きしたら黒ずんだ。救済方法はある?
/実は今年の1月の話にさかのぼりますが
掃除してキレイにしようと思ったら
逆に汚くしてしまった大失敗談があります。
もうあの時はショックでショックで
ブログに書こうとすら思えなかった^^;
そもそも何を掃除したかというと
キッチンガスコンロの真上にある
レンジフードの金属フィルター。
のぞき込まない限り見えないので
気にしてなかったけど
よく見てみるとけっこう汚れてたんです。
取ってみると油汚れで茶色くなってる部分がくっきり。
この時は今の部屋に住み始めて5ヶ月ほど。
新築のマンションなので
汚れは早いうちに落とした方が良いだろうと
娘が生まれて4ヶ月ほどで寝不足&体力的にまだまだしんどい時期でしたが
重い腰をあげて掃除をすることに。
【BEFORE】
実はこの時他にも汚いものがありまして・・・
ル・クルーゼのお鍋の底に焦げができてキレイに落とせなかったり
ガスバーナーキャップも油汚れがたまっていのが気になって
『じゃあ全部一緒にオキシ漬けしよう!』
ということに。
キッチンシンクにお湯(40〜60℃)をため
その中に適量のオキシクリーンを入れ
油汚れアイテムを投入。
おそらく1時間以上は放置しました。
【AFTER】
オキシ漬けで鍋はピカピカによみがえった。
ガスバーナーキャップの油汚れもキレイに落とせたし。
正確にはル・クルーゼの鍋の焦げつきが少し残っていたので
軽くメラミンスポンジでこすり取りました。
(研磨剤なのでほんとはル・クルーゼには使わない方が良いけど 私は自己判断で軽く使っています)
しかし問題はここから。
レンジフードフィルターも確認してみると
【BEFORE】
【AFTER】
!???
目を疑ったよね。
『あれ逆に汚く見えるんだけどこれは私の目の錯覚?・・・』
って思って写真を見返したら
やっぱり目の錯覚ではなく
めちゃくちゃ黒ずんでる!!
すぐにいろいろ調べてみたら
この金属フィルターの素材はアルミだった。
オキシクリーンは『酸素系漂白剤』で活性酸素の力で汚れを浮かせてキレイにする環境に優しい弱アルカリ性の漂白剤。
アルカリ性の洗剤は油汚れに効果的だけど
オキシクリーンはアルミ素材に使うと化学反応を起こして黒ずんでしまうのです。
オキシクリーンって万能クリーナーのイメージだったけど
使えない素材(衣類・金属など)実はいろいろあるので使う前に要確認です!!
しかも一度黒ずんだら元に戻せないそう
(ちーん)
キレイにしようと思ったものが逆に汚い見た目になるほど辛いことってないですよね。
たかがフィルターされどフィルター。
ただフィルターは目立つ場所にはないので
戻したら気にならなくななったのがせめてもの救い。
とにかくここで声を大にして言いたいのは
『オキシクリーンとアルミはダメ!』
+ + + + + + + + + +
そしてここからはそんな失敗談を忘れた最近の話なんですが
実はキッチンのガスコンロ周りを掃除していたある夜ふと気になった汚れが。
それはガスバーナーのベース部分。(バーナーリングとも言いますかね)
そんなひどい汚れではないんですがベースの周りの金属部分に油汚れの黒い点々が無数にあります。
スポンジと洗剤でこすっても取れない頑固な汚れだったので気になって
ネットでガスコンロの掃除の仕方を調べたら
重曹を使って煮沸消毒が良い!
と書いてあったので試すことに。
鍋にお湯を沸かして大さじ1の重曹を投入。
わが家の重曹はこれ
⬇︎
たぶん20分くらい入れていたかな?
でちょっとどうだろう?と様子を見てみたら
なんと言うこと!
また黒ずんだぁ〜〜〜〜(泣きたい)悪夢が蘇る。
私『え、これももしかしてアルミなの!?』と変色した姿を見てびっくり。
なんとなく見た目がステンレススチールかと思ったわ。
あれ、でも今回はオキシクリーンでなく 重曹を使ったんだけど?
って思ったけどまた重曹について調べると
オキシクリーンも重曹も実は同じ「弱アルカリ性」
ただオキシクリーンの方が重曹よりも強いアルカリ性ということ。
「オキシクリーン>重曹」だけどどっちも弱アルカリ性なら両方ともアルミ製品に使ってはダメ。
私『またやってもーたー(泣)なんでこーなる!?』
てちょい取り乱しながらイライラしてると
夫がググって
夫『お湯にホワイトビネガーを入れて煮沸すると戻るかも!?』
と調べたものを教えてくれた。
(クエン酸でも良いみたい)
ホワイトビネガーやクエン酸は酸性。
というわけで
お湯とホワイトビネガーを半々くらいに入れ
黒ずんだガスバーナーベースとついでに以前変色したレンジフードフィルターも一緒に入れてくれた。
20分くらいは鍋に入れてたんだけど
取り出した後は気持ち黒ずみが薄らいだな?
という程度。
なんとか他の方法はないかと自分もググってみたら
スチールウールを使ってこすってみる方法もあると。
金たわしとも言う。
(グレードは一番目の細かい#0000で)
DIYとかで使ったスチールウールの残りが奇跡的に家にあった!!
研磨したら元のピカピカには戻らなさそうけど試したい!
と最後の望みをかけて変色した1つを研磨。
おおおお。
ちょっと生き返ったんじゃない?
真ん中の凸凹がある部分はやりにくいのであまり黒ずみは取れなかったけど
周りの部分が見違えるほどキレイになった!
光沢感はなくなってマットな質感に変身。
【AFTER】
上の2つが重曹で変色しスチールウールで研磨してよみがえったもの。
その下にあるのは元の輝きを保ったもの。まだ新品のような光沢感がありますよね。
やはりオリジナルのものと比べると雲泥の差だけど(特に裏返すとね)
重曹で黒ずんだままのものと比べると
明らかにキレイになりました。
実際にガスコンロに戻すとこんな見た目。
見れば明らかですが右側2つが元の状態。
左2つが重曹で黒ずんだ方。
たださらにこの上にガスバーナーキャップ(丸くて黒いの)を置くので気になる黒ずみは隠れて見えないように。
これだとパッと見違いがわからないので
結果オーライ( ̄▽ ̄)
スチールウール使って良かったと!
が、あくまでこれは自己判断でしたのでオススメ法ではありません。
(調べるとアルミ製品にスチールウールは使わない方が良いと言うサイトも見かけました)
ちなみにレンジフードのフィルターも
スチールウールで黒ずみを研磨しキレイに!
マットな感じの表面になりましたが。
オキシクリーンや重曹って万能でいろんなモノに使えそうなイメージがあったけど
今回の2つの事件で
アルミ素材には絶対使ってはダメ!
っと頭にインプットされました。
家にあればお掃除で大活躍するアイテムでは間違いない。
常にわが家にストックあるし愛用しまくり。
けど「これに使ってなんとなく大丈夫かな」
ってやって逆にダメージを与える場合もあるので
まずは面倒くさがらず素材が何か確認して使えるかどうか判断するべき。
私は適当に感覚で生きている部分もあって
こういう失敗談、実は今までに何度もあるのです。
この性格直したい(>人<;)
じゃあアルミ素材は何で油汚れを落としたら良いの?って話ですが
食器用洗剤やホワイトビネガー・アルミ製品に使える専用洗剤を使うと良いとか。
とりあえずレンジフードのフィルターは
ホワイトビネガーとお湯で茶色い油汚れがキレイになったので
この方法でやってこうと思います。
私のしょうもない失敗談に最後までお付き合いありがとうございました。
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