どうやって恩返しを?見知らぬ他人の優しさに触れまくった1週間

今日は6月初めに行った

モントリオールの旅についての雑談です。

夫の仕事関係で行くことになったので

月〜金は基本私と3歳娘の2人で行動。

つまり久々の母娘の旅ともなりました。

3歳となると歩ける距離が増えるんだけど

やっぱり日によってはまだ昼寝も必要で

歩きたがらずぐずったりすることもあり

ベビーカーは必須。

体重も増えて前のように長時間抱っこも無理〜。

ただね、ふだんは車社会の街に住んでるので

ベビーカーを使う時は基本車のわが家。

今回の旅は市内で170万人いる大都市なので

バスか地下鉄の移動ばかり。

子連れベビーカーで何が大変だったかって

地下鉄の駅の上り降り。

どの駅にもエレベーターがあるわけではなかったし・・・

私も慣れない街で、本当はエレベーターorエスカレーターがあるのに

違う出口に行ってしまい、長い階段に出くわしたり、エレベーターが故障で動いてなかったり。


ただわが家のベビーカーは幸いにも軽い方。

なので、階段に出くわした時は娘に歩いてもらって

私がベビーカーをかついで上り降りしてたんです。


でもそこで、何度も見知らぬ人から

「手伝おうか?」と声をかけてもらったことか😭


スカートを履いた若い女性にまで声をかけられた時は、心の中で

「こんな若い子まで声をかけてくれるなんて・・・」

とおばちゃん感動したもんです。


長くない階段の時は

「ありがとう、でも大丈夫です。」

と優しい気持ちだけ受け取り、笑顔で断っていたけど

一度、けっこう長い階段にでくわして。

エレベーターがあったのに、故障か?動いてなかった、、、


ここでは私の前を歩いていた中年夫婦らしき2人が振り返ってくれて

男性が「手伝うよ!」

私の代わりにベビーカーを担いで

長い階段の上まで運んでくれました。


ありがとうでは感謝を伝えきれないくらい。

感無量でした😭😭😭


英語に少しアクセントがあったので

おそらく移民の方かと思うけど

カナダは基本移民の国。

いろんな国からの人が集まってカナダが成り立ってるので

多種多様な人種の方に出逢います。


この夫婦らしき2人組。

改札を出る時も実は手伝ってくれていて・・・

私が細い改札しかない出口に出てしまったため

ベビーカーのタイヤが通らない事態に😢


この時も、同じ夫婦の女性の方が

アイコンタクトとジェスチャーで持ち上げるよ!

という合図をくれて

私と一緒にベビーカーを持ち上げてくれて・・

なんとか改札から出ることができたのでした。


他には地下鉄に乗る時に

優先席に座っていた方が私たちを見ると

スッと席を譲ってくれたり。

かなりスマートな対応でして、、、


普段娘を連れて公共交通機関を使わない身としては

本当に心温かく感じたものでした。


旅先のリノベアパートで出会ったおしゃれなインテリアと北欧家具。

泊まった場所はリノベアパートでした。



ある日はベーグル屋さんへ。

モントリオールはベーグルで有名なんです。

日本で食べるベーグルは基本ニューヨークスタイル。

私はどちらのベーグルも好きだけど

モントリオールベーグルはほのかに甘くてもちもち。

大好きで今回の旅でよく買いました。

ここのベーグル屋さんは黒人さんが経営されてるみたい。

娘はモントリオールベーグルをおやつ感覚で食べるので

買ってすぐにベビーカーでむしゃむしゃ。

近くの公園で遊ばせて

ふと、チョコレートのモントリオールベーグルって初めて出会ったなと。

意外だけど、今まで買ったきたベーグル屋にはなかった味。


私が半分食べて残りを娘がベビーカーで食べてたけど

歩いている間にいつのまにか娘が寝落ち。

娘がにぎっていたこのベーグルをどこかで落としたよう。


しまった、もっとこのチョコ味を買っておけばよかった・・・

と後悔!


あんまり遠くはなかったので、もう一度戻って買うことに。


案の定、チョコレート味は残り2つだけと店員さん。

では2つ買います、と残りを買い占めた時に


「歩いている途中に娘が寝落ちして

  手に持ってたチョコベーグルを落としちゃったんですよ〜

  だからまた戻って買いに来たんです。あと2つ残っててよかった^^」


と伝えたら、その店員さんはフランス語だけわかるようで

(モントリオールはフランス語しかわからない方もいます)

私の英語はわからなかったか少しぽかんとした様子。

だったけど隣の店主らしき人が理解して


にこっと笑いながら

店主「そうだったんだ、じゃあセサミベーグルおまけであげるよ」


とそんなつもりで言ったわけではないのに

おまけでもう1つ入れてくれました。


もちろん、私はチップを入れるグラスに

チャリチャリンと小銭を入れたのでした。

こういう人とのやりとりって心温まります。


また、モントリオールに来る機会があれば、

訪れたいベーグル屋さんです。



娘が寝ている間は基本、バスも電車も使いたくないので

時間潰しにとゆうか、このひとり時間を少しでも満喫したくて

近辺の良さげなカフェをグーグルで検索。

(ほんと旅にはグーグルマップが便利で頼りになるね)

そして2番目に近かったカフェに行ってみることに。

到着したら、思った以上にこじんまりとしたカフェ。

お店の中に入るにも段差があるし、

狭くてベビーカーで入るのは無理そう・・・

どうしよ、今から他のカフェに行くのも疲れるなと思ったら

運良く外にベンチを発見。

上の写真に頭だけ映ってる二人組のお兄さんに

私「ここ座ってもいいですか?」と聞いて席を少し空けてもらいました。

笑顔で快く席を開けてくれた感じのいい男性。

ついでにコーヒーをオーダーしに行く時に

私「コーヒーをオーダーする間

 娘をここに置いて行ってもいいですか?」

と聞くと、大丈夫だよ〜と快くオッケー。

助かった・・・

ありがとう、兄ちゃんたち。

そんなわけで、娘が寝てる少しの間

おいしいカプチーノを堪能できたのでした。

ずっと娘に付きっきりの時は

こういう自分へのご褒美大事。


なんでしょうか、

今回の旅で本当に子連れに優しい街だなと

人の温かさに触れてとっても感動したのでした。

しかもこんな大都市で。

心に余裕がないとできないよなぁ、普通。

(私は心に余裕がないとできないタイプ)



この恩をどう返せるだろう?と考えて

同じ人にはもう返せないけど

自分が受けた恩を違う誰かに送ることはできるよな

と思ったのでした。

最近は、これを恩送りというみたいです。

英語だとPay It Forwardと言います。


これは私の忘備録として

ブログにも残しておきたかったので

今回の記事にしました。


細かいことを言うと他にもいろいろあるけど

長くなるので、これくらいにします。


旅先でこんなに人の優しさに触れることができるなんて

全く想像してなかった。

普段の生活では仕事→家の往復ばかりで

狭い世界で生きてるし

娘を連れてどこかに行く時は基本車。

普段の生活ばかりしていたら絶対気づけなかったこと。


改めて夫に連いて行ってよかったなと思った

母娘旅となりました。

この旅で受けた恩を忘れず、自分から進んで

困ってる人に手を差し伸べられる人でありたい

と思ったのでした。


旅っていろんな気づきがもらえますね。

カナダは優しい人が多い国です。

こっちの生活に慣れすぎて

大事なことを忘れかけるところでした。

ぜひ旅行で興味がある方はいらしてください。


【旅のおすすめ関連記事】

イケアで買ってよかった!旅行で使えたおすすめプチプラグッズ2選

パッキングで使えたイケア商品はこちら。


トホホ、旅の始まりに起こったショックな出来事2つとそのわけ。

旅の始まりにショックなことが起こったことすら

忘れちゃうほど。

うん、やっぱり旅っていいですね。

ランキングに参加中。

応援クリックいただけると心はずみます♩

いつもありがとう。

りすと私と暮らし - にほんブログ村

RELATED POSTS 【関連記事

RECENT POSTS 【最近の記事