リセールバリューはどこまで大事?バスルームリノベでタイル推し会社の別提案!
/先日、もう一つのバスルームリノベ会社の担当者にも内見に来てもらいました。
これがまた、前の会社とは違う提案でびっくり!
ちなみに前回施工会社の提案はこちら
▶︎頭パンク寸前!初めてのバスルームリノベでプロから学んだ意外なポイント
共通点|ハーフウォールを壊してシャワーを広げる
まず共通していたのは
トイレ横のハーフウォールを取り壊してシャワールームを拡張すること。
正方形のシャワーをレクタングル型(長方形)に
広げるという提案は前回と同じ。
この担当者いわく、
「この形に変えた方がリセールバリュー(売却時の価値)も上がる」
とのこと。
やっぱり開放感だけでなく、将来的な価値にも関わるんだね。
施工サイズが広くなる分
会社的にもメリットがあるのだろうなとも思いました。
担当者が私たちにイメージをわかせるように
見せてくれたバスルームがこんな感じ。
わが家はトイレの位置が向かって右の壁側。
それ以外はほぼ一緒のレイアウトです。
たしかにシンプルでスッキリしたデザイン!
これには好感が。
でも、シャンプーボトルとかスポンジなど
実際のモノを置くと、めっちゃ生活感丸出しよね?
ゲストが使うバスルームです。
それも考えると全面ガラス張りはどうなんだろう・・・
タイル派の担当者。アクリルはNG!
前の会社では「アクリルパネルでコストダウン&掃除が楽」
と言われたのに対し
今回の担当者は完全なタイル推し!
「アクリルの白いシャワーパンはおすすめしない。掃除も大変ですよ」
とのこと。
(個人的にはむしろタイルの方が掃除大変では?と思ったけど…特に床は😂)
でもこのおじさんによると
目地をウォータープルーフ仕様にすれば掃除もラクとか。
シャワーの床も壁と同じタイルにした方が良いそうで
小さなサブウェイタイルではなく
76cm×30cmくらいの大きめタイルをすすめられました。
その方が目地も少なくなるし、狭いバスルームが広く見え
床もシャワーと同じタイルで統一すると高級感が出る、と。
これはおじさんの指摘通りだと私も思いました。
実はこのおじさん、元リアルター(不動産仲介業者)だった!
話しているうちに分かったのが、この担当者
なんと25年間リアルター(不動産エージェント)として働いていたそう。
だからか、わが家のダイニングに座ってリビング側を見るなり
「このリビングからの眺め、すごくいいね!」と言っていました。
確かに、前に遮る建物がないので
午後の日差しも気持ちよく入ります。
そしておじさん曰く
「リセールバリューを考えると、小さいシャワーよりも
広く見えるバスルームの方が買い手に好印象だよ」
とのこと。
マンションからの景色はもちろん
水回りってやっぱり購入する側としてしっかり見ますよね。
リセールの視点から見れば確かに納得。
ただ、レクタングル型+ガラスドアにすると
掃除が格段に面倒になるのも事実😇
(前のマンションがまさにそのタイプだったので、経験上よくわかる!)
以前のマンションのシャワー掃除が面倒だった
ちなみに、わが家の前のバスルームはこんな感じ。
(これはゲスト用ではないです)
新築マンションで買ったので
何も自分好みにカスタマイズはできなかったけど・・・
おじさんの完成イメージはこんな感じにも近いと思う。
シャワーの床だけタイル張りではなく
アクリルだったと思うけど。
たしかに広々としたバスルームに最初はめっちゃテンション上がった。
でも、使ううちに
「1人で入るのになんでシャワーこんなでかい?」
と疑問が🤣
しかもシャワーのある片側だけ使うのに、全体に水や石けんカスが飛ぶので
最後にスクイージーで全面を掃除するのが地味に面倒!
リセールを優先するおじさんの考えも理解できるけど
日常の使いやすさ、掃除の手間もめっちゃ考えてしまう私。
だってせっかく見た目が良くなっても
掃除に時間がかかったら嫌じゃん🤣
床材の選び方にも違いが!
今の床は建設時の白いタイルのままですが
「変えなくてもいいけど、変えるならシャワーと同じタイルにした方がいい」と。
床材を変えるなら
キッチンや玄関で使ったLVP(ビニール系フローリング)
をまた使おうか、と考えてると言うと
「うちはそういう施工はやらない」とのこと。
たぶん、会社としての施工方針やこだわりがあるんだと思います。
(前の会社の担当者はLVPでも良いって言ってた)
タイル推しの会社なので、ウォータープルーフでも他の素材は使いたがらない。
しかもマンションの規約で、もしかしたら今の白いタイルを剥がせないかも?
と話すと
「大丈夫、他のマンションでもやったから、できるよ!」とのこと。
ここでは内心「えー・・・」て心配になった。
というのも、
マンションごとに工事のルールは決まってるから。
今のタイルの上に他のタイルを重ねるのか?って聞いたら
「いや、このタイルは剥がすよ」って。
前回の会社のおじさんの話で
タイルは人件費でコストが嵩むってのは聞いてたから
バスルームの床全面を新しいタイルにするって
どのくらい値段が上がるのか?
ってそっちも心配に😅
もちろん床も同じタイルになればデザイン的に素敵なのはわかる。
うーん・・・
でも今の段階ではコストダウンできるなら
床材はタイルでもなくてもいいって思っちゃうな。
洗面台|キープも可、交換なら+$1,000〜1,200
洗面台は今のものをそのまま使ってもOKだけど
交換する場合は+$1,000〜1,200ほどかかるとのこと。
私はフローティング洗面台(壁付けで浮かせるタイプ)
に憧れていたので、できるか聞いてみたら
「マンションの壁がスチールのドライウォール(石膏ボード)だから
サポートがなくてフローティングできない」
と言われました。
これは目から鱗の指摘!
しかもできないって聞いてショックだった!!
セメント壁じゃないと重い洗面台を支えられないとのこと。
残念だけど、構造上できないなら仕方ないのか。
以前のマンションの洗面台が、フロートタイプだった!
でも以前のマンションの洗面台を試しに確認したら
フローティングタイプだった!
あれ?と思ってもう少し確認すると
入居前の写真が出てきて
フローティングに見せかけて、台下に少し立ち上がりがあるのを発見。
つまり、
完全に壁からだけで支えてるフルフローティングではなく
壁+床側の立ち上がりで支えてるセミフローティング構造だった。
なるほど〜ってなりました。
見た目は浮いてるように見えるけど、荷重は分散されるので
デザイン性と安全性のいいとこどりって感じなのか。
だから全くできないわけではない。
折衷案はあるっぽい!
ただタイル推しの担当者は
「うちではできない、というかやらない」っていう意図なんだと。
まぁ施工会社的には、リノベ後の保証もあると思うので
どこまでやるか?は会社にもよるんだろうな。
今の洗面台をキープするか、それとも別の方法でアップデートするか
この辺りはまだ悩み中です。
まとめ|会社ごとに本当に考え方が違う!
同じバスルームのリノベでも
会社によって提案も考え方もこうも違うか?って思いました。
前の会社は
→ 実用的・アクリル推し・コストも視野に入れる
比較的私の好みや話を聞いた上で提案してくれる。
でもタイルは苦手なのか?全くおすすめされなかった。
今回の会社は
→ 見た目優先・タイル推し・担当者のこだわり強い
リセールバリュー重視で施工のやり方にこだわりあり。
アクリル素材やLVP床材は使わない会社。
どっちもなんだか両極端な感じで、正直言うと
「この2つの中間の会社ってないんかいな?」って思っちゃった。
この2人のおじさんが言うおすすめはわかるんだけど
結局使うのも住むのも私たち。
見た目ももちろん良くしたいけど、使い心地も大事よね〜。
しかも前の会社からの見積もりがまだ来てない・・・
忙しいんかな?
それともわが家では採算が取れないと思われて見くびられたか?😅
これはカナダでよくあるパターンらしい。
はぁ・・・
ともかくまだ当分プランニングだけで、時間がかかりそうです。
バスルームリノベ関連記事はこちら▼
頭パンク寸前!初めてのバスルームリノベでプロから学んだ意外なポイント
ランキングに参加中。
応援クリックいただけると心はずみます♩
いつもありがとう。
\ピンタレスト・インスタもやってます/
RELATED POSTS 【関連記事】
RECENT POSTS 【最近の記事】
