前のマンションより部屋が寒い!! わが家のとった策は冷気を封鎖！PART1
/温暖化が進んでいるとはいえ、１月にもなるとやはり寒いですよね。
みなさんのお部屋は真冬の間も暖房器具で十分あったかいですか？
わが家はあったかいです！と言いたいところですが 実は前のマンションに比べたら今の方が寒い。
前のマンションの一番良かった点をあげるとするならば 部屋の暖かさでした。
そもそもカナダの冬は長いので 建物はセントラルヒーティングシステムを使っています。
建物の１箇所にボイラーなどを設置して パイプを使って各部屋へ熱を送り届けるというシステム。
マンションを買うと毎月マンション管理費を支払いますが その費用の一部にはセントラルヒーティングも組み込まれています。
リビングにこんな風に温度設定ができるシステムがついていて（nestは後付けですが）
寒いなって思ったらこれで温度調整をして部屋の温度をあげる仕組み。
前の部屋より寒いって気づいたのは ９月中旬くらいだったかな。
急に雪が降ったりする時期でもあるので そのくらいで部屋の中の朝晩の冷えを感じました。
この温度調整システムで部屋を温かくするように支持しても 一向に十分にあったかくならなくて。
前のマンションと同様にセントラルヒーティングなのに 何がこんなに部屋を寒くするんだろう？って最初はよくわかりませんでした。
マンション建設会社の担当者に「部屋が寒い」と訴え 点検してもらって改めて気づくのが 前のマンションと今のでは暖かい空気が出てくる場所が違うところ。
前のマンションでは暖かい空気が床に近い場所から出て来るのに対し 今のマンションは天井や上の方から。
この写真はリビングと主寝室をつなぐ入り口の壁ですが 上の方に通気口があるのがわかるでしょうか？
こちらは主寝室。
窓際の天井にあります。
各部屋にこの通気口がついていますが 全部天井に近い上の方に設置。
暖かい空気は上の方にたまりやすいという性質があるので 通気口が上についているということは
あったかい空気が流れてきても床の下の方まではなかなか届かないんですね。
建設会社の担当の方によると この通気口の中の羽の開き具合を調整すると暖かい空気が届きやすくなるとか。
でもいじってもらったけどさほど大きな変化はなかったような^ ^;
なので各部屋のドアは開けっ放しにして空気が循環しやすいようにすると良いと提案されました。
前のマンションの寝室では ご覧のように床に近い場所に通気口があります。
しかも窓のある壁一面に長くずらりと。
これはリビングの窓際の壁にも同じ感じでありました。
床近くから出てくるあったかい空気ほどありがたいものはない。
このおかげで前のマンションは冬でもかなり部屋をあったかく保つことができたのでした。
夫は家の中ではほぼTシャツ一枚とかだった。
さて、小難しい話はさっさと終わりにしましょう。笑
寒い寒いとは言っても全ての部屋が寒いというよりは ある１箇所の部屋が異様に寒かったわが家。
それがこちらの主寝室。
主寝室はマンションの内部に位置する玄関からもっとも離れている場所。
（カナダのマンションはホテルみたいな作りで玄関は建物の内側につながっています。つまり廊下は建物内に位置しています）
構造上のせいもあるのかあったかい空気が1番届きにくく、寝室にある窓を通して入ってくる外気のせいで1番寒い部屋。
しかも寝室って寝る時以外は基本あまり使わないですよね。
なのであまり使わない分余計に部屋が冷えていく。
逆に1番あったかい部屋はセカンドベッドルームとセカンドバスルームとランドリールーム。（全部窓がなくマンションの内側に位置する場所）
部屋があったかくなるようにプロに調整してもらっても大した変化がなかったので
自分たちでなんとかせねば！ということに。
いきなりですが、この大きなガラスのようなものは何でしょう。
実はこれ、ガラスではなくてプラスチックでできているんです。
こうやって写真で見ると小さく見えるかもしれないけど 実際は私の身長と変わらないくらいの大きさ。
私たちがとった作戦は 窓から入って来る冷気をこのパネルで塞ぐ。
本当は寝室窓がある壁の床近くに薄くて壁面設置できる電気ヒーターを置く方法も考えたんですが
義父が言うには窓をプラスチックのパネルで塞いで冷気をシャットアウトする方が良いんでないか？と。
透明のプラスチックなら窓からの景色は今まで通り楽しめるし ガラスより軽くて夏に必要なければ取り外しても良いと。
冬は寝室の窓は全く開けないので 光が入り外の景色が同じように楽しめるなら塞いでしまっても良いかなと思ったけど あんまり乗り気でもなかった私。
と言うのもプラスチックのパネルを倒れてこないように窓に取り付けるためには 窓の外枠の金属部分に穴を開けてネジを埋め込む必要があるから。
なんかそれってすごく大掛かりな作業じゃありませんか？
これで本当にうまくいくんだろうか？って不安も若干あったし。
そんなわけでわが家の寝室窓の冷気を封鎖する作業が始動したのでした。
なんだか長くなってしまったのでここで一旦区切ります。
続きは次回の記事に。
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